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音と光で遭遇を防ぐ。クマ対策デバイス「ベアーガード」の携行性・機能を徹底チェック

道具

住宅街でもクマ対策が必要な時代に

昨今、クマの出没頻度と範囲は拡大し続けており、「山に入らなければ大丈夫」という認識はもう古くなりつつあります。今では住宅街にも平気で出没し、人身被害をもたらしているのが現状です。

農林水産省のデータによれば、日本の国土の約67%が森林であり、これは先進国の中でもトップクラスの割合。そう考えると、野生の動物たちは意外なほど私たちの身近に存在していると言えます。

市場には様々なクマ対策グッズがありますが、今回は株式会社TCLから登場した新しいクマ対策アラート用具「ベアーガード(BEAR GUARD)」をご紹介します。

 

「ベアーガード」の主な特徴・スペック

項目 仕様
製品名 BEAR GUARD(ベアーガード)
サイズ 約 W83.8 × D34.3 × H28.0 (mm)
重量 約 65g(クリップ含む)
LED点滅 4パターン
LED光度 254cd
ホイッスル音 110dB
稼働時間 連続点滅 約8時間(モードによる)
防水機能 生活防水
充電方式 USB Type-C
製品内容 本体、充電ケーブル、脱落防止ストラップ、取扱説明書

位置づけとしては、襲ってきたクマを至近距離で撃退するスプレーとは異なり、「音と光で自分の存在を早期に知らせ、事前に遭遇リスクを減らす」ためのデバイスです。

音量は110dBとかなりの大音量。参考値として、救急車のサイレンが約80dB、自動車のクラクションが約110dBですから、同程度の音量がこの小さなデバイスから鳴り響くことになります。

 

登山で実用的だと感じるポイント

コンパクトで携帯しやすい

一般的な熊鈴と並べてみました。

実機を手にする前はもう少し大きい印象を持っていましたが、実際に触ってみると意外なほど小さく、携行性に優れた良いサイズ感です。

 

クリップのおかげで装着しやすい

クリップ型になっていて、このクリップ部分は回して外すことができます。使用時は強力なマグネットとロックでしっかりと固定されているため、行動中に簡単に外れて落ちてしまう心配はなさそうです。

パンツのポケットや腰回りはもちろん、ザックのショルダーハーネスなど「ちょっとした場所」に一瞬で装着できます。また、紐やカラビナを通せるホールも用意されているので、装着方法はアイデア次第でいくらでもアレンジが可能です。

 

自動で鳴らし続けられる「手放し警戒モード」

ボタン長押しで起動するこのモードは、「約30秒間のホイッスル&LED点滅」と「約3分間の無音」を自動でループしてくれます。

ストックを使っていて両手が塞がっている登行時や、下を向いて行う山菜採り・農作業中などでも、意識せずに周囲へ存在をアピールし続けられる点は非常に実用的です。また、まだ周囲が暗い時間帯からの早朝出発や、ナイトハイク時にも大いに活躍してくれます。

 

ちょっとした明かりが欲しい時に便利なLEDライト

テント場や、薄暗い樹林帯などで「わざわざヘッドライトを取り出すほどではないけれど、手元や足元にちょっと明かりが欲しい」というシチュエーションで、この高輝度LEDが非常に重宝します。

 

もしもの遭難時にも活躍の可能性

もし不運にも山で遭難してしまったら。その時の山のコンディションや天候、自身の体力がどうなっているかは予測できませんが、救助隊が捜索に来てくれた際、このデバイスがあれば強力な音と光で自分の居場所をアピールできます。万が一の際の生存確率を上げるセーフティネットとしても機能してくれそうです。

 

【番外編】日常の防犯やランニング時にも

山だけでなく、日常生活における防犯アイテムとしても優秀です。夜間や早朝の暗い時間帯にランニングをする方にとっては、周囲の車や自転車に視覚的に存在を知らせる安全装置としても使いやすいアイテムだと感じます。

 

総評:どう組み合わせるか

「クマ鈴やクマスプレー等と併用して利用すること」で、山での防衛レベルを底上げしてくれるアイテムです。

登山者が欲しい機能(音での警告、光での視認性アップ、簡易ライト)が一つのコンパクトなデバイスに集約されているため、ザックや胸元にこれ一つ忍ばせておくだけで、山行時の安心感は確実に高まるはずです。

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