長時間の登山やテント泊縦走、ロングトレイルの後半で「急にバテて足が動かなくなった」という経験はありませんか? 暑さや疲労で行動食がのどを通らない、自分が思っている以上にエネルギー消費をしていて補給が追い付いていないなど様々な原因があると思います。
私も登山はじめたころは、食料が多すぎたり、少なすぎたりとなかなか調整が上手にできなかった経験があります。
糖質多めの行動食や吸収力のあるエナジーゼリーでエネルギー補給をするのは基本であり、ここぞという時の一発には強いですが、急激に糖質を摂取すると血糖値が乱高下し、かえって強い眠気や疲労感につながることがあります。
そんな長時間の行動で「持続するエネルギー」として登山者やアスリートから注目されているのが、ゆっくり吸収される持続型糖質「パラチノース」です。
なぜ山でパラチノースが最強のエネルギー源なのか?
パラチノースは、砂糖(炭水化物)と同じ1gあたり4kcalのエネルギーを持ちながら、体に吸収される速度が一般的な砂糖の約5分の1という非常に珍しい特徴を持った天然の糖質です。
登山でパラチノースを取り入れるメリットは主に3つあります。
- 血糖値の乱高下(血糖値スパイク)を防ぐ:緩やかに吸収されるため、インスリンの急上昇・急降下を防ぎ、エネルギーが長時間安定して供給される。
- 長時間の「持続的なスタミナ」をサポート:急激に消費されず、じわじわと体に効いていくため後半のバテ予防に最適。
- 脂肪の燃焼を邪魔しない:急激なインスリン分泌を抑えることで、体脂肪をエネルギーとして効率よく燃やす身体状態を維持しやすい。
水やスポーツドリンクに溶かして行動中にこまめに摂取するだけで、パフォーマンスの低下を劇的に防いでくれます。
おすすめのパラチノース2選!用途に合わせた選び方
パラチノースを普段の登山に取り入れる際、手軽さ重視かコスパ重視かで最適な選択肢が変わります。
スプーン印 ピュアパラスティック(PurePala)
パラチノースのメーカーである三井製糖グループ(DM三井製糖)が展開する純正ブランドです。品質の信頼性が高く、初めてパラチノースを試してみたい方や、携帯性を重視したい方に最もおすすめできます。
水にサッと溶けやすく、味も控えめで自然な甘さのため、市販のスポーツドリンクやBCAA粉末と混ぜても味を邪魔しません。
NICHIGA(ニチガ) パラチノース
ネット通販で圧倒的なコスパを誇るNICHIGA(日本ガーリック)の粉末タイプです。4kgなどの大容量で購入できるため、毎週末のように山へ行くヘビーユーザーや、自分で量を調整したい方、自作の行動食(自家製ドリンクやエナジージェル)を作る方に最適です。
スプーンですくって水筒やハイドレーションに投入するスタイルで使いやすく、圧倒的な低コストで長期間使い続けられるのが最大の魅力です。
登山現場での実践的な使い方とコツ
山での具体的な活用テクニックは以下の通りです。
- ドリンクに混ぜて行動中に飲む:500mlの水やスポーツドリンクにパラチノースを20〜30g程度溶かし、行動中にこまめに一口ずつ水分補給と一緒に摂取する。
- アミノ酸やクエン酸と組み合わせる:BCAAやクエン酸、塩分タブレットと一緒に溶かすことで、筋肉のリカバリーや熱中症対策も同時にこなす「最強の山ドリンク」が完成する。
すっきりとした控えめな甘さなので、長時間の行動中でも口の中が粘つかず、最後まで飽きずに飲み続けられるのも山での使いやすさにつながっています。
BCAAは下記の記事で紹介しています。よかったらぜひ。

まとめ:バテを予防して安全に下山しよう
登山のバテは単なる疲労だけでなく、判断力の低下や転倒・滑落リスクの上昇にも直結します。
「いつも登山の後半で一気にペースが落ちてしまう」「ロングトレイルでバテずに歩き切りたい」という方は、ぜひ次回の山行からパラチノースを取り入れてみてください。水分補給をしながら自動的かつ持続的に糖質も補給できるため、登山の疲労軽減やバテ予防に大きくつながるはずです。

