ザックの荷物を100g削るために数万円投資するなら、自分の体脂肪を削ったほうが遥かに登山は快適になると思ってます。
脂肪というお荷物を軽量化するだけでなく、同時に見た目も健康も手に入りコスパがいいです。自己管理能力も上がり食事や運動など気にかけるようになれます。
日々の運動や健康管理方法は各々に任せますが、その成果を継続した記録を取っていくだけでも挫折しにくく、継続しやすくなります。
お金でも家計簿をつけている人は収支を可視化しているのでお金が貯まりやすく、目標を達成しやすい傾向があるといわれています。
私はデータを見るのが好きなので、食事やお金、運動の記録などあらゆるものを保存して眺めたり分析したりするのが好きです。体組成計のデータも長年取り続けています。
例えば、登山から帰ってきた次の日は体重が激下がりしているので、そうならないように対策できたり、そうなってしまっても数字を見てリカバリーさせたりします。
今回は、オムロン、Garmin、Ankerなど何台もの機種を使ってきた私がカラダ全体を測定できる体重体組成計を紹介します。
結論から言えば、「Anker Eufy Smart Scale P2 Pro」を買っておけば満足度は高くて総合的におすすめです。
私がスマート体組成計を選ぶ「5つの譲れない条件」
今や体重体組成計は種類が多くてどれを買えばいいのか見つけ出しにくいです。人それぞれ何を目的としているかで変わってきてしまうので、「これがあなたにとって最強です」という紹介は無理。私はこういう目的と選び方をしたという視点で紹介します。
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スマホ自動連携(Wi-Fi連携)
測定後に手入力不要。測定したらそのまま自動でスマホアプリに反映されてるので超楽です。Bluetoothだとアプリ起動して同期取るというひと手間あり。
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最低でも100g単位
細かく測定できるものだと50g単位というのもあるが、私は100g単位の測定で十分。ただ200g単位の機種は大雑把すぎて後々嫌になった。
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乗るだけ(足裏測定)
手持ち測定(両手両足タイプ)は除外。しゃがんでバーを引き上げる動作自体が物理的な手間になるし、詳細なデータを取るために測定時間も長いので日課にするには少々手間だったため。
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測定項目は「体重、体脂肪率、筋肉量」の3つで十分
項目数が多ければ多いほどいいですが、長年使っているとチェックするのは3つあれば十分でした。BMI、内臓脂肪、皮下脂肪率、基礎代謝、水分量、骨量などは+α程度って感覚です。
なぜ数あるメーカーから「Anker」に行き着いたのか?
上記で述べた条件を両立させようとすると、実は選択肢が激減します。
日本の老舗メーカー(タニタやオムロンなど)は、1万円前後の価格帯だとほとんどがBluetooth接続止まりで、測るたびにスマホアプリを立ち上げる手間が残ります。
また忘れられないのが以前オムロン カラダスキャンシリーズを使っていた時に、長年のデータが入った専用アプリがサービス終了とバッサリ切られたトラウマから、グローバルサービスに重点を置いている企業のほうがいいなと思いました。でもモノは非常に良く、測定も数秒で完了するし、10年使っても一度も故障することはなかったです。
Garminのスマートウォッチを使っているのでGarmin Connectで一元管理できたら楽だと考え、GarminのIndex S2も使いましたが、高額な割に測定単位が200g刻みと大雑把で、日々の微細な推移を追いたい自分には価格に見合わないと感じました。
先ほどの条件を満たす唯一の選択肢が、世界的ブランドであるAnker(Eufyシリーズ)だったというわけです。
Anker Eufy Smart Scaleシリーズで比較
| 比較項目 | Smart Scale A1 | Smart Scale P2 Pro | Smart Scale P3 |
|---|---|---|---|
| 価格 | ¥2,690 (税込) | ¥6,990 (税込) | ¥9,990 (税込) |
| サイズ | 約26.0 × 26.0 × 2.3cm | 約28.0 × 28.0 × 2.6cm | 約32.5 × 32.5 × 2.6cm |
| 重さ | 約1.1kg | 約1.2kg | 約1.9kg |
| アプリ対応 | ○ | ○ | ○ |
| 計測項目数 | 12 | 16 | 16 |
| 通信 | Bluetooth | WiFi / Bluetooth | WiFi / Bluetooth |
| ディスプレイ表示可能項目数 | 1 | 3 | 14 |
| U-Body 3Dモデル | – | ○ | ○ |
| 高感度ITOコーティング | – | ○ | ○ |
| カロリー管理機能 | ○ | ○ | ○ |
| 赤ちゃん / ペットモード | – | ○ | ○ |
| ヘルスケアサービス連携 | ○ | ○ | ○ |
| 心拍数測定 | – | ○ | ○ |
エントリー機「A1」を選ばなかった理由
A1はかなりコストが安くエントリーモデルとして優れていると思います。測定項目も十分です。
「高感度ITOコーティング」がないので自分は選びませんでした。これは何かというと機械に乗れさえすればセンサーが測定してくれるが、コーティングされてない機種は正しい位置に足を乗せないといけない、ただそれだけ。何台も使ってきた自分の経験からすると、高感度センサーで測定してもらえると楽。あとWi-Fi機能がないのも理由です。
上位機「P3」を選ばなかった理由
正直P3でも良かったですが、P2 Proと比べてディスプレイ常時項目数が多い、カラー表示、物理的サイズが大きい程度の違いしかなかったので、価格帯が少し安いP2 Proで十分でした。
何気にその物理的サイズは収納的にも影響でますし、使うときにも重量が軽いほう(1.2kg vs 1.9kg)が引っ張り出したりちょっとした隙間から取り出すときにも楽なんですよ。
「P2 Pro」が最適解である理由
A1というエントリーモデルがあり、とにかくなんでもいいから最上位という位置づけのP3もあり、本命のP2 Proを売るというコテコテのマーケティング戦略にハマることが最適解でした。
まず価格帯もちょうどいい感じでしたし、条件にハマった機種がP2 ProとP3だけでしたのでここから選ぶだけでした。
アプリも使いやすく、「U-Body 3Dモデル」機能によりデータによる自分のアバターを全身で見ることができ客観的の視点で面白いです。Apple Healthとの連携もできるのでApple Health側でもデータを一元管理して閲覧できます。
一つだけ不満点
Anker Eufy Smart Scaleに乗れば即測定が始まります。終わればそのままデータは反映されます。しかし、いつ測定が終わったのかタイミングがわからない。「多分もう終わったよな」という体感と画面の雰囲気で降りてます。
オムロンなど他のブランドだと、乗った瞬間同じように測定開始されますが、終わった時は「ピピッ」と音が鳴ってくれるので終わったタイミングがはっきりしていた。
とはいえ、音が出ない点を除けば、乗るだけでWi-Fi同期される快適さは過去一。買って後悔のない完成度です。
まとめ:自分の身体を軽量化して、山をより遠くへ
登山のパフォーマンスを上げるためのアプローチはギアの選定だけではありません。
自身の身体を最も効率的な「ギア」として仕立て上げ、次の登山に備えてみよう。


