毎日4~6食ほぼ100%自炊をしている身としては、インスタント食品やレトルト食品、冷凍食品には疎い方で外食も殆どしない。
理由は栄養面と健康面から自然とそういう風になってしまって、自分が何を体内に入れているのか管理しておきたいからだ。外食に至ってはどんな質の素材と使っているのか、何が混ざっているのか見極めることが難しいので人付き合いの場以外は避けている。
今自分の体に必要な栄養素とカロリーを見極めて、味よりも数字の方を優先している。PFCの記録も10年以上取っている。こんなやつである。
登山を始めてからは、そうも言ってられない状況があるので仕方なく食べるが、「本当にこれでいいのだろうか」と思いながら食べている。未だに日々改善していくために市場調査は怠っていない。
前置きが長くなってしまったけど、登山中の食事ではライスやパスタが糖質補給として活躍することが多い。そうなるとレトルトカレーやレトルトパスタソース、フリーズドライなど状況に合わせて用意する。レトルトは初めから水分を含んでいるので水が確保しにくい場所に行く時は重宝するが、そうでもないなら重いし味も大したことないので、フリーズドライに行きがちだが種類が限られているので味はいいが飽きてくる。
カレー系、トマト系、クリーム系、塩・醤油系 大雑把にこんなフレーバーに分けられるのではないかと思う。
登山中に酷使した体の時に食べておいしいと思うものは、カレー系とトマト系が多い。出発前はクリーム系がいいと思っていざ持っていくと、「うーん。。。違う、全然クリームの気分じゃない。」ということがよくあった。
あとカレー系はハズレが少ない、やっすいレトルトでも想像の範囲内の味であって全体的にレベルは高いので何を買ってもハズレはないと安心している。
しかしトマト系は当たりはずれが多い。甘ったるい味付けになっていたり、もはやトマトの味がしないようなやつとか散々出くわした。色々試している中で結構いいじゃんと思ったのが、
「クノール カップスープ 完熟トマトまるごと1個分使ったポタージュ」だった。
クノール カップスープ 完熟トマトまるごと1個分使ったポタージュ
主なスペック
栄養成分表示
栄養成分表示 1食分あたり
エネルギー:65kcal、たん白質:1.7g、脂質:1.1g、炭水化物:12g、食塩相当量:1.0g
リン:48mg、カリウム:315mg、ヨウ素:102μg
原材料名
トマトパウダー(国内製造、スペイン製造)、でん粉、乳糖、砂糖、クリーミングパウダー、食塩、食用加工油脂、チーズ、濃縮ホエイ、全粉乳、ミルポアパウダー、酵母エキス、こんぶエキス、トマトエキス、香辛料、デキストリン、粉末しょうゆ、オニオン、発酵トマト粉末、うきみ(乾燥トマト、パセリ)/調味料(アミノ酸等)、酸味料、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)1食分の重量(袋込)
約19.4g
パスタソースとして
本来はパウダータイプのスープで、お湯(150ml)に溶かして飲むものだけどスープとして飲むのではなく、パスタやご飯に混ぜて食べることができた。
茹でたパスタにそのままぶっかけて食べたら「トマト感すげー!」と思った。こんな粉からトマトの酸味がしっかり利いているのに驚いた。山でパスタの湯切りすると完璧に切れなくて若干お湯が残ってシャバつくんだけど、その残った水分量が絶妙に丁度良かった。
逆に150mlのお湯で溶かしてパスタに掛けると薄くて物足りない。コツとしては、湯切りしたお湯はマグか何かに取っておいて、湯切りしたバスタにカップスープを掛けて、濃すぎるようであれば先ほどの湯切りしたお湯を足していくと微調整ができる。
リゾット風として
ご飯ともまずまず良かった。
縦走やロングトレイルが多いので、米を炊かずアルファ米を使ってます。
アルファ米にお湯を注ぐと同時にカップスープの粉を入れてしまうと全然美味しくないので、一旦マグカップか何かにお湯で溶かしてからご飯に掛けると良い。ここでも自分の好みとしては、規定の150mlの湯量で溶かすと薄く感じてしまうので、湯量を減らして溶かしてた方が良かった。この辺もお好みで量お湯の量を変えてみるといいと思う。
いろんなレシピに
粉になっているのでアイディア次第で使い方は無限。色々試してみるといいと思う。寧ろ色々教えて欲しいくらい。