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【もう蒸れない】秋冬登山の通気性最強アクティブインサレーション徹底比較!ミレー vs マウンテンハードウェア

ウェア

登山やロングトレイルでは、真冬でも行動中は体温が上がり、汗をかきます。雪山の登りですら、ベースレイヤー一枚になることがあるほどです。

しかし、「もう少しだけ保温したい」と思って薄い上着を羽織ると、すぐに暑くなって脱ぐ羽目になる。この「暑い」と「寒い」のあいだの絶妙な不快感が、冬のレイヤリングの大きな悩みでした。

この問題を解決してくれるのが、近年、登山ウェアの新常識となりつつある「アクティブインサレーション」です。

アクティブインサレーションには、保温性を重視したもの、通気性を重視したものなど、いくつかの種類があります。その中で私がたどり着いた結論は、「保温は最小限、通気性は最大限」にパラメータを振ったモデルこそが、最も快適だということでした。

この記事では、数ある製品の中から、特に「蒸れにくさ(通気性)」を重視した最強モデルの二強、ミレーとマウンテンハードウェアの2つを徹底比較し、あなたの登山スタイルに合った一着を提案します。

基礎知識:アクティブインサレーションとは?

アクティブインサレーションとは、「動的な保温材」を意味し、「動いている間も着られる保温着」として開発されました。

最大のポイントは、その高い通気性にあります。

  • 通気性が高いのに暖かい理由:
    • 従来の保温着: 密閉性が高く、汗をかくと蒸気が内側にこもり、体が冷えます(汗冷え)。
    • アクティブインサレーション: 通気性が高く、汗の蒸気を素早く外に逃がします。同時に、体温が下がりすぎないよう適度に保温することで、「汗冷えさせずに体温を維持する」という理想的な状態を実現します。

ズバリ、着るべき時期とシチュエーション

  • 時期: 秋から春先にかけての、休憩や停滞が少ない縦走や、稜線歩き。
  • 温度帯: 従来のフリースでは暑すぎる環境。

徹底比較:通気性最強モデルの二強

ブランド
モデル
ミレー
スルー ウォーム フーディ
マウンテンハードウェア
エアメッシュフーディ
通気性/蒸れにくさ ★★★★★(最高峰) ★★★★★(最高峰)
保温性 ★★☆☆☆(中低程度) ★★★☆☆(中程度)
生地構造 独自ニットによるメッシュ生地
外側は起毛で内側は肌触りの良いメッシュ
メッシュと起毛の一体型素材オクタを使用
外側がメッシュで内側が起毛
リバーシブルなので裏返しても使える
伸縮性 ★★☆☆☆(中低程度) ★★☆☆☆(中低程度)
重量 非常に軽い(190g程度) 非常に軽い(182g程度)
その他 サムホール仕様の袖
バラクラバタイプのフード
速乾性
サムホール仕様の袖
左後ろにファスナーポケット
抗菌・消臭効果
推奨シーン 汗かきな人、ほんの少しだけ保温が欲しい人 通気性を重視しつつ保温もそこそこ欲しい人

 

詳細レビュー:あなたの登山スタイルに合うのはどっち?

ミレー スルー ウォーム フーディ:汗かきの最終兵器

私が知っている中では一番通気性が良い涼しい保温着です。風が強い時では「着てる意味あるのかな」って思う程ほど風が通りっていき、これが気持ちが良く快適と思うのか、寒いと思うのかはあなた次第

  • 圧倒的な通気性: 汗をかいた瞬間に蒸気を外に放出し始めるため、「熱がこもってウェアを脱ぐ」という行動が激減します。
  • 軽さと速乾性: 登山用品で最も重要な「軽さ」と「濡れてもすぐ乾く速乾性」は良いポイント。
  • おすすめな人: とにかく通気性最重視した人。保温力は少しで足りる人。

 

マウンテンハードウェア エアメッシュフーディ:バランスの取れた万能選手

こちらも通気性が非常に高い保温力も保たせた保温着です。ミレーと比べると、通気性の差よりも保温力に差があるように感じます。帝人のオクタを採用しているせいで保温力は高めです。かなり使い勝手は良いです。

  • 高い通気性と保温力: 通気性は非常に高く、風がスースー抜けていくのが感じられます。ミレーと比べても引けを取らない感じです。保温力はミレーより少しある印象。
  • 高い機能性: リバーシブル仕様なので起毛生地が好みで内外使い分けられる。抗菌・消臭効果も嬉しい。
  • おすすめな人: 通気性を重視しつつ、保温力もそこそこ欲しい人。

 

活用の鉄則:アクティブインサレーションのレイヤリング術

せっかくの高性能ウェアも、使い方が間違っていると効果は半減します。

シーン 着方 ポイント
行動中(登り) ベースレイヤーの上に着用 脱ぎ着の回数が激減する。
稜線・強風時 ベースレイヤー
アクティブインサレーション
ソフトハードシェル
通気性を保ちつつ、風を防ぎ
体温低下を防ぐ。
休憩中 アクティブインサレーションの上に
ダウンジャケットなど厚手の保温着を重ねる
保温着の下にアクティブインサレーションを着たまま
休憩すると効果的。

 

新しい行動着を手に入れて、快適な登山を楽しんでください!

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