夏の登山で、キンと冷えた飲み物を楽しみたいと思いませんか?
出発前は「どうせ途中でヌルくなるし、持っていかなくてもいいか」と思うことも多々あるのですが、いざ登り始めると「何故あの時、持っていかなくてもいいやと思ってしまったのか」と後悔することがあります。
そんな時、保冷バッグを使うと冷たさが維持、延命できるのでとても便利です。
1. 登山用保冷バッグの選び方
登山で使う保冷バッグを選ぶ際は、次の3つのポイントをチェック。
軽量性とコンパクトさ
少しでも荷物を軽くしたい登山では、保冷バッグ自体の重さも重要です。中身が空になった後は、小さく折りたためるタイプだと、ザックのスペースを有効に使えます。
高い保冷力と断熱性
山の上でも、直射日光の当たる場所は高温になります。しっかり冷たさを保つためには、厚みのある断熱材が使われているか、保冷力が高いことを謳っている製品を選ぶのがおすすめです。
耐久性と防水性
過酷な環境になりがちな登山道では、生地の丈夫さや防水性も欠かせません。耐久性の高い素材でなければ、すぐに傷んでしまうことも。ある程度の防水性があると、雨天時や中の水分が外に漏れなくて安心です。
2. 快適な夏登山のための活用術
保冷効果をさらに高めるための、ちょっとした工夫をご紹介します。
保冷剤を賢く使う
凍らせたペットボトルや保冷剤を一緒に入れると、保冷力が格段にアップします。ただし、重さが増すので必要な分だけ持っていくようにした方が良いと思います。
飲み物や食材は凍らせて持っていく
前日の夜に飲み物やゼリー飲料を凍らせておくと、保冷剤代わりにもなります。溶けていくにつれて冷たい飲み物として楽しめる、一石二鳥のアイデアです。
コンパクトな保冷バッグ紹介
KEYUCA まくだけ保冷クロス
風呂敷みたいに巻くだけでいい手軽さと形状は自由自在なところがとても便利。使い終わったら畳むだけでコンパクトに収納可能。軽量重視、バッグ型ではどうしても荷物になるという人にはおすすめ。
イスカ(ISUKA) フォールドアップクーラー(S)
350ml缶は3本、500mlペットボトルは2本収納可能。使わないときはロールにして畳めるので、ザックの隙間やサイドポケットにスッと入れておける。生地もしっかりしている。
モンベル(montbell) クーラーボックス 2.5L
350ml缶は3本、500mlペットボトルは2本収納可能。内側に保冷剤などを入れられるメッシュポケットもある。ボックスタイプで使いやすいことと、軽量で保冷効果も高いのでバランスがいい。
サーモス 保冷バッグインバッグ 3L
アイソテック断熱構造で保冷性能は高い。サーモスオリジナル保冷剤付属。
モンベル ロールアップ クーラーバッグ 3L
500mLペットボトル3本入る大きさ。耐久性と防水性に優れた素材を使用し、高い気密性による優れた保冷効果がある。ロールアップタイプが好みな人にも。
サーモス 保冷ロールトップバッグ 5L
500mLペットボトル5本入る大きさ。こちらもアイソテック断熱構造で保冷性能は良い。5Lサイズなのに100gと軽量。
まとめ
夏の登山は、日差しや暑さとの戦いでもあります。今回ご紹介した保冷バッグを上手に活用して、冷たい飲み物や美味しい行動食を楽しみながら、安全で快適な登山を満喫してください。熱中症対策にも有効です。しっかりとした準備で、夏の思い出を最高の形で作ろう!
登山で簡単に炭酸が作れちゃう!
