四国お遍路歩き野宿の記録 1

1日目/28日間(1~10番寺) 42km

東京から夜行バスに乗って徳島駅に到着。1番寺の最寄り駅である坂東駅へ電車で移動。切符を現金で買う必要があるので慣れない動きで少々焦る。

06:00頃、坂東駅に到着。今は雨は降ってないが、さっきまで雨が降っていた様子。早速、食料調達の為、霊山寺(1番)に向かう前にコンビニへ。

歩いていると標識を発見。分かりやすくて助かる。

06:30頃、霊山寺(1番)に到着。元々何も用意する気はなかったが、納め札くらいは手に入れようと思いお遍路用品店に行くが、この時間だと閉まっているので何も用意することができない。もうこのまま物理的なものは何もなしで行くことにした。礼と一番簡単なお経「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」だけ唱えてきました。

極楽寺(2番)到着。初日は寺が密集している。

色んな標識があるけど、一目でわかるものが多い。

金泉寺(3番)

大日寺(4番)

地蔵寺(5番)
安楽寺(6番)へ向かって歩いていると、車から声かけられた。「お遍路さんか?13番近くに来たら泊まりに着て」と旅館の勧誘を受ける。ありがたいがこっちはテント泊や。

安楽寺(6番)

十楽寺(7番)

しかし、暑い・・・。予想以上に暑すぎる。
もっとお遍路歩きしている人多いと思ったけど、今のところ全然会わない。みんな車。
熊谷寺(8番)へ向かって歩いていると、また車から「おーい、乗っていくかー?」とお誘い。丁重にお断りするが、お遍路中は人とのコミュニケーションの数が多くなりそうだと感じた。

熊谷寺(8番)

法輪寺(9番)

14:30頃、切幡寺(10番)
次は、藤井寺(11番)だが、ここから10km位なので行こうと思えば行けるが、初日なので少し近づきながら寝床を探すことにした。

「こんにち・・・あ・・。」

吉野川を渡る。この辺りから野宿できそうな場所がちらほら。近くに公園がいくつかあるので見てみようと思う。

へんろ小屋発見。ここにするか、と座布団をどけたら虫がウジャってたのでそっ閉。退散。
正面の坂道を登ったところにいい公園があったが、宿泊禁止だったので退散。

近くにもう一つ公園があるようなので来てみた。ここかな。

17:00頃、ちょっと設置時間が早くてミスった。日没まで待つべきだったと反省。
汗だくになったので初日から洗濯して、食事は自炊。なんか蚊が多いなぁ。
明日は一日中晴れ予報。
2日目/28日間(11~12番寺) 37km

05:00頃、画像だとわかりにくいけど、テントを畳んで出発しようとした時に雨が降ってきた。そもそもあの晴れ予報何だったんだよ。
直ぐ止むだろうと思ってたけど、逆に雨が強くなってきたので全身雨具装備した。

藤井寺(11番)

藤井寺の中を通って、焼山寺(12番)へ向かいます。

この大雨だと道はぐちゃぐちゃだよね。知ってた。
雨のせいなのか、カニ、ヘビ、カエルが沢山いる。踏みつぶさないように歩かないといけないレベルだった。

焼山寺(12番)に着いたころには雨はやんだ。霧も濃くて雰囲気でていてすごくかっこいい所だった。やっぱり寺は山の中にあるといいね。
なんでもここは、へんろ道の中でも「へんろ転がし(難所)」と呼ばれているところらしいが、普通の低山登山ほどでもなかったので、”へんろ道の中では”ってことなのか、昔はキツかったとかかな。

焼山寺(12番)
ここには結構人がいた。ツアー団体もいたりした。

そして山を下っていく。今日は雨だったせいで動きが悪く、もう下山したら寝ようと思った。

お遍路ステッカーが貼ってある公衆トイレがあった。お遍路公認ってこと?丁度屋根もあるのでここかな。
3日目/28日間(13~18番寺) 40km

すがすがしい天気だ。

大日寺(13番)

常楽寺(14番)

国分寺(15番)
今日のエリアも寺が密集している。

観音寺(16番)

井戸寺(17番)

死ぬほど暑い。体感は33度位ある感じ、日陰が無いのも原因。

なんか巨大な休憩所があったので休憩。人もいないし暑いしここで頭に水浴びた。きもちいぃ

徳島駅近くの中心街に来た。もう無心で早く通り過ぎたい。

日陰なしで何キロも道路沿い歩く。こんな時の日傘は最強のアイテム。


へんろ小屋があった。広いしここで泊まろうかと思ったけど、時間がまだ早いのでもう少し進むことにした。

16:30頃、恩山寺(18番)
そろそろ立江寺(19番)に向かいながら寝床を探すことにしようと思う。川まで行けば公園もいくつかあるしその辺かな。

と、思っていたらへんろ小屋発見。即決。

明日も晴れ予報だし、19番からスタートだ。

