新しい熊スプレー「Lilima BEAR」を徹底解剖!
山で熊と遭遇するリスクをゼロにすることはできません。だからこそ、最新の安全装備について知っておくことは非常に重要です。
今回、登山界に新たな選択肢が登場しました。それが「Lilima BEAR(リリマベア)」です。この新しい熊スプレーが、従来の製品とどう違うのか、その核心に迫ります。
約30秒の長時間連続噴射
従来の製品だと噴射時間はどれも10秒にも満たないものばかりでした。
まだ実戦で使ったことが無いので数秒分あれば足りるものなのか、足りないものなのかは分かりませんが、長いに越したことは無いと思ってます。
そんな中、10秒超えどころか約30秒という驚異の長さを備えています。
一発で当てなきゃいけないというプレッシャーが緩和されますし、複数回使える可能性も高まるので非常に良いポイントです。
噴射距離も丁度いい
噴射距離は4~7mと近すぎず遠すぎずと丁度いい距離。他社製品と比べても中間位の噴射距離になっている。
刺激成分強度増し増し
テスト使用で従来の熊スプレーを使ったことがあるけど、強度もかなり強烈だった覚えてる。対熊ではなく、風の影響で自分にフワッと少し掛かっただけで顔面は痛かった。
更に強化されてるとなると非常に頼もしいと同時に、自分にもかからないようにしないと・・。
「熊スプレー」比較記事

防犯ブザーで効果的な熊対策

過去の熊事故を知ろう
羆嵐 / 吉村昭
日本獣害史上最大の羆(ヒグマ)による襲撃事件の話。読み始める前には実話だとわかっているのに、読み始めるとあまりにも壮絶な内容で、「これ、ホラー小説だったけ?・・」と調べ直すほどだった。文章からもその情景が目の前に映し出されている可能用で、臭いも感じられるような文章で一気に読み切ってしまった。
人を襲うクマ / 羽根田 治
こちらも実際に起きたクマ事故の実話集。有名な「日高・カムイエクウチカウシ山のヒグマ襲撃事故」をはじめ、近年起きた笠山、川苔山、乗鞍岳などのクマ事故も含めた書籍。実際に起きた場所が分かるように地図も載せているため非常にイメージしやすかった。行ったことがある山の事故ならなおさら脳内でリアルに想像ができると思う。クマの生態や対処法や事故増加の背景など学びの多い一冊となっている。