PR

【初心者必見】最初のテントは「Naturehike Cloud Up2」で決まり!コスパ最強の理由とPro版との比較

ギア

いくつかのテントを使ってみたものの、やっぱりNaturehike(ネイチャーハイク)のCloudUp2はコスパ最強だったなぁと思っています。

これから登山を始めようと思う人や、低予算でちゃんと使えるテントが欲しい人にはうってつけのテントだと思う。

3,4年位このテントを使ってきたので、記録も込めて感想を書き残してみました。よかったら参考にしてみてください。

基本情報

Naturehike(ネイチャーハイク)

中国発のブランドで日本以外の海外でも販売されていて、コスパがいいことで知られています。自分もいくつかのギアで使っています。どのギアも使用感含め本当に価格以上の満足感を与えてくれていて好印象のブランドです。

Naturehike Japan オフィシャルサイト

 

Cloud Up2 仕様

Cloud UpシリーズにはCloudUp1、CloudUp3もありますが、数字の部分はバージョンではなくて1人用、3人用と対象人数を表しているようです。

 

特徴

  • 自立式(設置が簡単)
  • ダブルウォール(テントが2重になっていて、結露、天候不良などに強い。居住が快適。)
  • 前室あり
  • 軽量(最近超軽量テントが多くて重く見えるが普通に軽量な部類。)
  • 低価格(購入時は1万くらいだった。今は1万円台後半から2万円位の様子)
  • パッケージに必要なもの全て揃っている(追加で購入しなくてはいけないものは無い。)

使用感想

私は一人なのでCloudUp1を視野に入れてたのですが、CloudUp2と重さが100gの差だけで居住面積が大分違うのでCloudUp2を選びました。少しでも軽量がいい場合はCloudUp1もいいと思います。

テント内はこんな感じでかなりゆとりがあって快適。冬で荷物が多くなっても狭く感じないレベル。3シーズン(春夏秋)で使う人が多いですが、真冬でも雪でも普通に使ってましたが、何も問題はなかったです。

逆に二人で使うと結構狭いと思う。

前室もしっかりとスペースがあるので調理もできます。テント内に入れたくないけど外に放置もしたくないようなトレッキングポールやシューズなどもココに置くことができて便利。特に雨や雪が降っている時には大活躍。

設置方法も簡単。細かいことは省くが、グレーのグラウンドシートを敷いたら、ポールをグラウンドシートの四つ角の穴にハメるだけで骨組み完成。

時々「テント張るのって難しいそう・・超めんどくさそう・・」ていう人いるんですけど、そういう人って”キャンプ用の大きいテント”を想像していると思うんですよね。確かにアレは慣れてないと大変だけど、登山用テントはサクサク簡単設置できるように設計されているので安心していいと思います。このテントもかなり簡単な部類に入ります。

ポールを設置した後は、メッシュになってるインナーテントをポールにぶら下げるように設置(これがめちゃくちゃ楽で便利)、更にその上に防水性のあるフライシートを被せて完成。

釘みたいな”ペグ”というやつを使って地面とテントを固定する。地面が固くてペグが使い物にならないことはよくある。その場合は近くにある石などで固定できる。

ベンチレーション(通気)もテントの後ろ側に開閉できる部分もあって室内の空気の調整できる。どうしても自分の呼吸で室内が結露しがちなので通気性はとても大事。通気性が悪いとテント内が結露して中にあるものが濡れてしまうということも起こる。通気性が良いと言っても夏はそこそこ暑い。

詳しい設営方法を載せてるYoutubeがあったので貼っておきます。

どうです?簡単でしょう。

悲しいことにテント場での盗難被害ってあるらしいんですよ。Naturehikeは高級ブランドではないので、そういう意味では心理的セキュリティは高いと思ってる。どうせヤるならMSRとか良さそうなテントに行くはず。モンベルの隣に設置しても多分モンベルの方に行ってくれるのではないかと。

このテントで大雨やテントが吹っ飛んでしまうような大荒れた場所でも使ったことがある、そんな場合でも吹っ飛ぶこともなく雨が浸水することもなく耐久性はかなり信頼できるテントだった。

ある2500m以上の標高が高めの山でテント泊をしたとき、隣に設置していた有名ブランドのテントのほうが吹っ飛ばされてました。多分設置方法が甘かったのだと思うけど、そんなときでもNatuhikeは余裕だった。

台風の日にNatuhikeのテントの耐久性テストをした動画がありました。参考までに見てみるのも面白いと思います。

この面倒な作業を良くやってくれたことに拍手。

最後に

軽量性だけを求めると、他社のテントを探せば1kgを切るようなものもあるほど。軽量であるがゆえに身体面でもメリットは大きいがやっぱり快適性や耐久性は少なからず落ちる。どこかにパラメータを振ってるのでどこかが落ちているようなイメージ。目的によってテントを変えた方がいいことが多いという感想。

このテントの良さは、このテントひとつでとりあえずどんな目的でもどんな環境でも使えること。まだテント泊に慣れていない人にとってはかなりお手頃で手に入れることができるのもメリット。

 

Cloud Up2 Pro との違い

新しいバージョンの「Cloud Up2 Pro」が発売されています。

個人的には従来バージョンでも新しいProバージョンでもどっちでもいいという感想です。何が変わったかというと、基本的には同じで出入り口のところが少し広くなったことと素材が変わったくらい。

 

出入り口の比較がこのような図の通り。自分は172cmくらいの身長ですが特にこの点を不満に思うことは無かったです。Proはより居住が快適になったということでしょう。

次に仕様表を見てみましょう。

フライシート グランドシート ポール 収納サイズ 重量(付属品なし) 重量(グランドシートを除く)
Cloud up2 Pro 20Dシリコンナイロン
防水PU耐水圧4000mm+
210Tポリエステル
防水PU耐水圧5000mm+
Yuksom®Φ8.5
アルミ合金
40×Φ13cm 約1.36kg 約1.53kg
Cloud up2(20D) 20Dシリコンナイロン
防水PU耐水圧4000mm
150Dオックスフォード
防水PU耐水圧3000mm
高強度な7001
アルミ合金
41×Φ13cm 約1.4kg 約1.57kg
素材と重量が少し変わってるくらいです。価格は2万~2.5万を推移している様子です。
因みに、モンベルのステラリッジテント2型とよく比較されれることが多いので比較してみると、大体同じくらいのスペックなのに価格の違いが大きいことが分かると思います。
快適な登山を楽しんで!
タイトルとURLをコピーしました