私の足を最後まで守り抜いた1足

四国遍路1200km。舗装路、険しい山道、そして連日の大雨。 この過酷な道のりを支えてくれたのが、メレルの「アジリティピーク5」でした。
「1200kmも歩けるのか?」「足は壊れないか?」という不安を、この靴は最高のクッション性と安定感で跳ね返してくれました。長距離ハイカーの視点から、この靴がなぜ「旅の最適解」なのか、その理由を語り尽くします。
1200km歩いてわかった「3つの真実」

① 「肉刺(マメ)ゼロ」を支えた圧倒的クッション
連日40km以上歩くお遍路では、足裏へのダメージが蓄積します。しかし、アジリティピーク5の厚底「FloatPro」は、アスファルトの衝撃を驚くほど吸収してくれました。 結論:1200km歩いても、足裏の痛みで歩けなくなることは一度もありませんでした。
② メガグリップは「安心」を買うための投資
雨の日の苔むした石畳や、急な下り坂。普通の靴なら滑る場面でも、Vibramメガグリップは地面を掴んで離しません。 「滑るかも」という恐怖心がなくなるだけで、精神的な疲労が劇的に減ります。
ランでもしっかりと地面を掴んでくれたので、恐怖心なく思いっきり走れます。
③ 驚異の「高コスパ」と耐久性
これだけのハイエンドスペック(メガグリップ、高機能ミッドソール)を備えながら、他社のフラッグシップで2、3万円するところが通常版で1万円台で手に入れることができる。一般的に800kmくらい使うと買い替えの時期が来るなか1200km歩くことができ、履きつぶしてもまた次もこれを買いたいと思わせてくれる財布にも優しい最強の道具です。
ロングトレイル視点のメリット・デメリット
⭕️ メリット
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とにかく軽い: 約290g。1日何万歩も歩く旅では、100gの差が夕方の疲労感に直結します。
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通気性が良い: 足の蒸れを逃がしてくれるので、マメができにくい。雨で濡れても乾きやすい。
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デザイン性: 山でも街でも使いやすいデザイン。
❌ デメリット(特にないが、敢えて言えば)
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防御力が弱い: このシューズに限ったことではないが、岩にぶつけるとツーーーンときて、くぅーーーーーっ・・・となる。正直、足指の防御力は高いとは言えません。しかし、この「痛みの代償」として手に入れたのが、圧倒的な軽さと通気性です。長距離を歩くなら、私は指先の重厚なプロテクションよりも、100gの軽量化と蒸れない快適さを取ります。
旅を共にするなら「ゴアテックス」か「通常版」か
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長旅やトレランなら通常版がおすすめ:先にも述べたように通気性がいいのでドライを保ちやすい。皮膚が柔らかくなって皮膚が剥けたりする可能性を軽減できる。また濡れたとしても早く乾くので使いやすい。
- 日帰り登山や多少の雨や水で濡れたくない人はゴアテックス:防水なのである程度の雨や水は防いでくれるので安心できる。仮に濡れても日帰りなら少しの我慢で済むが、連泊の場合ゴアテックスは濡れると自然乾燥で乾かすのはほぼ無理なので連日不快なことになると思う。
まとめ:ロングトレイル、登山、トレラン、街中で使いやすい

2足目買いました。
この機能がこの価格で手に入るなら、迷う理由はありません。あなたの次の旅も、この一足がゴールまで足を守り抜いてくれるはずです。
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