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登山用ヘッドライトの選び方|初心者でも失敗しないおすすめ6選

ギア

山での夜間歩行やテント場での明かりは、想像以上に暗く、足元が見えない不安や危険がつきまといます。日帰り登山でも、早朝の出発や日が暮れてからの下山は、ヘッドライトがなければ成り立ちません。だからこそ、ヘッドライトは命を守るための必須ギア。しかし、いざ買おうとすると、数千円から数万円まであり、どれを選べばいいか迷うんですよね。

正直に言います。高価なライトが全ての人に必要というわけではありません。

この記事では、私が実際に安価なヘッドライトを使い倒した経験から、「こういうのがあれば十分」という選び方のポイントを徹底解説します。この記事を読めば、あなたのヘッドライト選びの不安は消え、最適な一台を見つけられるはずです。

10秒でわかる!あなたにぴったりのヘッドライトはコレだ

まずは、こちらのフローチャートで、あなたの登山スタイルに合ったヘッドライトの方向性を確認してみましょう。

細かいことを想定すると複雑になるので、かなりシンプルなフローにしました。

  • 日帰り登山が中心: 滅多に出番はないかもしれません。早朝に出発したり、下山が遅れたりする場合に使う程度でしょう。この場合、高価なハイスペックモデルは必要ありません。
  • テント泊や縦走もする: テント内での生活や、小屋泊でも夜間のお手洗いなどで必須です。日帰り登山レベルのモデルでも使えますが、軽量性とバッテリー容量を重視したモデルが、より心強い相棒になります。

 

もう迷わない!ヘッドライト選び、たった4つのポイント

ヘッドライト選びで失敗しないために、必ず確認すべきポイントはたった4つ。

  1. 明るさ(ルーメン数) 数字が大きいほど明るいですが、闇雲に明るい必要はありません。100〜300ルーメンあれば、夜間の登山道やテント内での作業には十分な性能です。
    個人的には、夜間の登山道でも25ルーメンあれば十分に歩けます。 走らない限りそんな遠くまで見える必要がありませんし、明るすぎると消費電力も大きいです。
  1. 電池の持ちとタイプ 行動時間プラスαの電池容量があるか。予備電池やモバイルバッテリーで充電できるかも重要です。
    • 乾電池式: どこでも手軽に手に入り、予備電池を持っておけば長期の山行でも安心です。
    • 充電式: USBで手軽に充電できるため、モバイルバッテリーを持っていけば安心です。軽量モデルはこのタイプに多いです。
    • ハイブリッド式: 両方の利点を併せ持つ、とても便利なタイプです。

      結局、自分の行動に合っているのは乾電池式でした。エネループが使えるモデルもあるので、それをよく使っています。ロングトレイルで充電できなくても乾電池は手に入るので非常に便利です。モバイルバッテリーはなるべくスマートウォッチとスマートフォン用に取っておきたいんですよね。

  1. 軽さと装着感 長時間頭につけるものなので、軽くてズレないものがベストです。
  1. 防水性 基本的に防水性能あるものがほとんどですが、購入前に念のため見ておくと良いでしょう。

自信を持っておすすめする「使える」6選

ここからは、上記のポイントを全てクリアし、6つほど選びました。

 

乾電池式

GENTOS(ジェントス) CP-195DB

・重量:69g(電池含む)
・ルーメン:120lm(High)/ 25lm(Eco)/ 3lm(サブ赤色)
・照射時間:7.5時間(High)/ 25時間(Eco)/ 70時間(サブ赤色)
・照射距離:63m(最大時)
・電源:単3形アルカリ電池×1本
・保護等級:IP66

安くおさえたいならコレ!ホームセンターなどでも手軽に買えます。安価で頑丈、とても使いやすいです。昔、富士山や南アルプスをはじめ、ロングトレイルハイキングまで酷使していました。惜しくも紛失してしまいましたが、とりあえずの一つ目におすすめです。

 

GENTOS(ジェントス) CP-34DD

・重量:76g(電池含む)
・ルーメン:3lm(Eco)/ 30lm(Mid)/ 60lm(High)/ 120lm(Max)/ 1lm(サブ赤色)
・照射時間:60時間(Eco)/ 20時間(Mid)/ 6時間(High)/ 4時間(Max)/ 10時間(サブ赤色)
・照射距離:45m(最大時)
・電源:単3形アルカリ電池×1本 または 単4形アルカリ電池×1本(エネループ・充電式エボルタ使用可能)
・保護等級:IPX4準拠
※単4形乾電池で使用した場合は、上記仕様と異なります。

こちらも安価で使いやすいモデルです。単3、単4の両方が使え、汎用性が高い点が魅力です。

 

NITECORE(ナイトコア) HA11

・重量:38g(電池含まない)
・ルーメン: 240lm(High)/ 60lm(Low)/ 6lm(Ultra Low)
・照射時間:4時間(High)/ 11時間(Low)/ 75時間(Ultra Low)
・照射距離:90m
・電源:単3形アルカリ電池×1本
・保護等級:IP66

単3電池が約23gなので実質61g前後になり、乾電池式としては軽量です。乾電池の利点を生かしたい場合の良い選択肢になります。レッドライトも付いています。

 

充電式

NITECORE(ナイトコア) NU20 Classic

・重量:38g
・ルーメン:360lm(ターボ )/ 200lm(High)/ 38lm(Mid)/ 1lm(Low)
・照射時間:2時間(ターボ )/ 5時間(High)/ 7時間(Mid)/ 97時間(Low)
・照射距離:109m
・電源:内蔵500mAhリチウムイオンバッテリー
・充電規格:USB-C
・保護等級:IP66

とにかく軽量。300lmくらいの明るさが欲しい人にはうってつけのヘッドライトです。USB-Cで充電可能なので、モバイルバッテリーがあれば簡単に充電できます。レッドライトも付いています。

 

Ledlenser(レッドレンザー) NEO1R

・重量:39g(電池含む)
・ルーメン:250lm(ブースト )/ 150lm(パワー)/ 20lm(ロー)
・照射時間:?時間(ブースト )/ 3時間(パワー)/ 15時間(ロー)
・照射距離:80m
・電源:専用充電池(Li-ion/内蔵)
・充電規格:専用ケーブル(本体側マグネット式、供給側USB-A)
・保護等級:IP67

こちらも軽量です。カラーバリエーションが豊富で、レッドライトも付いています。

 

ハイブリッド式

Ledlenser(レッドレンザー) MH5

・重量:94g(電池含)
・ルーメン:400lm / 20lm(Low)
・照射時間:4時間 / 35時間(Low)
・照射距離:180m
・電源:専用充電池(Li-ion/内蔵)、単3形アルカリ電池×1本
・充電規格:専用ケーブル(本体側マグネット式、供給側USB-A)
・保護等級:IP54

充電式としても乾電池式としても使えるハイブリッド式です。充電できない環境や充電が切れた場合でも乾電池があれば利用可能。アウトドア活動によっては、こちらも良い選択肢の一つになると思います。

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